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閑話休題・・・石のクリーニング

  • ishitomo
  • 2020年3月11日
  • 読了時間: 2分

こんにちは!事務局長です。

和田の方が本職が期末のための激務で、続きが書けないのでチョット私から違う話題を。


皆さん、鉱物を採取された際や購入の際にもっと石をキレイにしたいな・・・なんてこと思ったりしませんか?

ベテランさんは鉱物によりますけど、基本的に塩酸やシュウ酸を使用しますが、初・中級者にはハードルが高いですよね。

ガスが発生して吸い込むと危険だし、臭いもきついし、使用後の廃棄とかの処理、扱いも大変!鉱物が白焼けしちゃったり、酸抜きが大変だったり・・・・、何より普通に売ってません。お取り寄せ可能な薬局で注文して、受け取りには判子も必要な劇物です!


実際に私もこのような劇物は使っておりません。

私がよく使うのは「サンポール」「ネオナイス」などのトイレ用洗剤。これらは非常に弱いですが一応、酸です。様子を見ながら漬けおきします。

他には「ワイドハイター」などの酸素系漂白剤。これも様子を見ながら漬けおき。

どちらも最後に水洗いをしながら、ブラシでゴシゴシ!

頑固な汚れはなかなかキツイもんがありますが、ちょっとした泥や錆汚れなら案外きれいになります。


もっと簡単に、安全に汚れを落とすなら「ジョイ」などの食器用洗剤!

ええ~?食器用洗剤で?・・・って思う方もいらっしゃるかも知れませんが、普通に水洗いするよりも全然キレイになります。これも漬けおきします。


全て状況に応じてぬるま湯を使うといいかもしれません。


私のお店では、基本的に洗浄可能な鉱物は商品化する前に必ず洗います。

一見、キレイに見える原石でも「ジョイ」で洗うと相当汚れていることに気が付きます。


他にも、「超音波洗浄機」や「高圧洗浄機」を使う方法もありますが、あらたに機械を購入するのは一般的にはまたハードルが上がってしまうかもしれませんね・・・


注意事項としましては、洗浄する際の温度差は要注意!常温の石を冷たい水に入れると、一気に割れてしまうことがあります。特にフローライトなどは気を付けてください。

あとは、水に耐えられる鉱物か否か?セレナイトなんて洗ってしまうと簡単に表面から溶けてしまいますからね!


これを見て、皆さんも手持ちの鉱物を洗ってみてはいかがですか?


ただし、全て自己責任でお願い致します。洗って、鉱物が壊れてしまっても私は責任取れません(笑)

最初は、高価な鉱物や貴重な鉱物は避けた方が無難です!












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